2017/03/24 iPhone6を中古で買いたいあなたがチェックすべき5つのこと!



2016年9月にiPhone7が出て約半年が経ちました。(※記事内の価格は全て2017年2月現在のものです)
スマートフォンは必ず最新機種という方も多いと思いますが、やはりネックになるのはその価格。年々、スマートフォンの機能が強化されていく中、端末本体の価格も高騰し続け、iPhone7の最高位モデルでは10万円を超えているものもあります。
 
そこで、注目されているのが一世代前や二世代前のモデルです。
そこまでのハイスペックを求めていない方には十分な機能を兼ね備えており、且つ値段も最新機種に比べると安く、iPhone6sであれば7万円台から用意されています。
 
それでも「まだ高い!」と感じている方に人気なのが、中古のスマートフォンです。
iPhone6の中古であれば端末の状態やスペックにもよりますが、3万円台~探すことが可能です。
携帯代をなるべく抑えたい方にはおすすめです。
そこで、ここではiPhone6を中古で買う時に注意すべき5つのポイントをご紹介します!
 
 

■iPhone6が発売されたのは?

はじめに、iPhone6が発売された時期を確認しておきましょう。
・iPhone6/6Plus・・・2014年9月
・iPhone6s/6sPlus・・・2015年9月

iPhone6は発売から約2年半が経過、iPhone6sは発売から約1年半が経過しています。
そのため、iphone7が発売されてから、豊富まではいかないものの、iphone6の中古も多く出回るようになりました。
価格面ではやはりiphone6の方が安く、機能面ではそこまで大きな差がないため、人気の商品となっています。
 
■①「アクティベーションロック」が解除されているか
まず確認したいのは、「アクティベーションロック」が解除されているかどうか。アクティベーションロックとは、いわばiPhoneの「盗難予防機能」のことで、iPhoneが第三者の手に渡っても勝手に使えないようにする機能です。そのため、中古でiPhoneを購入した際にもしアクティベーションロックがかかっていると、元の持ち主のApple IDとパスワードが分からなければ設定を変更することができません。
中古のiPhone6を探すとなると、中古携帯ショップやオークション・フリマサイトになるかと思います。
ショップでは買い取りにこのアクティベーションロックが解除されているかを確認している場合が多いので大丈夫な場合が多いですが(それでも事前に確認しましょう)、オークションなどでは出品者がこの機能を知らずに初期化だけして出品している場合があります。初期化だけではアクティベーションロックは解除されません。
数万円も出して購入したiPhoneがまったく使えない、という笑えないケースも考えられますから、購入側としてはまずはこの「アクティベーションロック」が解除されているかを確認する必要があります。
 
 
■②「赤ロム」ではないか
中古スマホの購入を検討している人にはお馴染みの単語かもしれませんが、アクティベーションロックとともに必ず気を付けたいのが、「赤ロム」端末かどうかということ。赤ロムとは、元の持ち主が分割払いで購入したのち、すべての支払いが完了する前に中古品として手放し、その後支払いが滞るなどして「利用停止」になったスマホ端末のことを指します。
ちなみに、すべての支払いが完了している端末のことは、「赤ロム」に対して「白ロム」と言います。
 
ショップの場合は、アクティベーションロックの解除確認とともに、「白ロム保証」という、購入後に赤ロム化した場合の保証(交換や返金など)をつけているお店もあるので、こういったお店で購入するのが安心です。
しかしオークションなどで購入した場合、この赤ロム問題に巻き込まれるケースがあります。
1つ目は、赤ロムかどうかを確認せずに購入してしまったケース。赤ロムでも端末の修理などのための部品取りには有効ですから、出品されていることも少なからずあります。出品ページの表記を確認するか出品者に問い合わせをするなどして、赤ロムか否かは必ず事前に確認しましょう。

そして2つ目は、購入時点では問題なく使えたけれど、その後元の持ち主が支払いを滞納したために赤ロム化してしまったケース。こうなるとiPhoneとして機能しないためにまったく使えず、また出品者と連絡が取れないような場合にはほぼ泣き寝入りになってしまいます。
保証のあるショップ以外で購入する際は、アクティベーションロック同様事前にしっかり確認しておく必要があります。
 
 
■③「バッテリーの持ち」が多少悪いことを認識しておく
これはiPhoneに限りませんが、スマホを中古で購入する場合はバッテリーが新品よりも当然劣化しています。新品のiPhoneでも2年経過するとバッテリーは70%まで劣化すると言われています。
 
最初にお伝えしたように、iPhone6/6Plusは発売から約2年半が経過、iPhone6s/6sPlusは発売から約1年半が経過しています。新品よりは確実にバッテリーが劣化していますので、本体を安く購入できても、いずれバッテリー交換の費用がかかることは想定しておきましょう。
 
 
■④iPhone6本体の保証があるかどうか
iPhoneに関わる保証は、Appleのメーカー保証が購入から1年有効、AppleCare(任意で加入)での保証が購入から2年有効です。
・iPhone6/6Plusは発売から約2年半が経過→両方とも保証が切れていることがほとんど
・iPhone6s/6sPlusは発売から約1年半が経過→AppleCareの保証期間内の場合がある
 
中古で購入したiphone6が、発売直後に購入されていた場合には、このようなことが想定されます。
ただし保証の有無は最初の購入時期にもよりますので、購入したいiphone6にすでに保証がない場合や期間が残り少ない場合には、キャリア以外の保証サービスを利用する手もあります。
 
キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)以外の保証サービスとは、マイネオや楽天モバイルといったMVNO各社の保証サービス(各社との契約と端末の購入が必須)や、さくら小額短期保険株式会社のモバイル保険・ドスパラのモバイルセーフティサービスといった保証サービスがあります。
 
そもそも任意の保証に加入するか否かは個人の希望によりますので、まずは加入するか否か、加入するなら各保証サービスの範囲など内容を比較検討して自分に合ったものを選びましょう。
 
ちなみに、メーカー保証の期間内か否かで、販売価格が高くなっていることもあります。購入を検討する際に値段もひとつの目安としてみるのもいいかもしれません。
 
 
■⑤本体の設定を自分でしなければならない
iPhone6を中古で購入した場合(白ロムで、もちろんアクティベーションロックも解除済みの端末)、本体の設定は自分でしなければなりません。
まず、設定時にはネットワークがつながっていないのでWi-Fi環境があることが必要です。設定自体も、慣れている人ならそんなに難しいものではありませんが、初めての人は戸惑ってしまうかもしれません。
 
しかしインターネット上にはその設定方法が紹介されているサイトがいくつもありますし、MVNOの公式サイトで紹介しているところもありますから、設定を始める前に一度見て予習してから臨むとスムーズに設定ができます。



要確認はアクティベーションロックと白ロム!
いかがでしたか?iPhone6購入時の5大チェック項目をご紹介しました。
とにもかくにも必ず確認するのは、アクティベーションロックが解除されているか、白ロムであるか(赤ロムでもOKですがリスクが高いと承知しておくこと)です。白ロムでもアクティベーションロックがかかっていたらまったく使えませんので、ここは要確認です。
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